有馬記念(G1)の予想
中山競馬場にも初雪が降ったのかな?
でも風と乾燥のおかげか土曜よりも芝の状態は回復。
クッション値はやや高めの良馬場。
先週までと大きく違って見えるのは、直線の芝状態。
めちゃ回復してませんか?
週中に肥料散水で手入れしたようで、ほとんど土も見えてないような。
それとは対照的に4コーナーの傷み具合はもう畑レベルのまま?w
馬が通るたびに激しく耕されてポンポン土塊が跳ね上がってますね。
これ、レース展開に大きく影響しそう。
だって、コーナーでまくってポジション上げるのが有馬の定石。
でもこのコーナーの芝状態のままでは勢いがつけにくい。
一方で直線だけは超回復で速い馬場に戻ってるわけで・・・
先行勢にとっては直線の立ち上がりでセーフティリードを奪いやすい気がします。
と、前置きが長くなりましたw
こういう状態を前座レースで確かめた各ジョッキーがどういう作戦を立ててくるか注目ですね。
ではでは、各馬評価にいってみまっしょい!
◎ 10 エフフォーリア 1番人気
さすが伸び盛りの3歳馬。
今秋もまだ2戦目ということもあって、上積みは確かなようで。
坂路は1日2度追いを順調にこなして全体的に前走以上。
南Wは前置きでも書いた中山コースの特徴に合わせてラップ構成を調整した模様。
前走秋天時はとにかくラストのキレ重視でしたが、今回は早めに動いてポジションを押し上げることが求められますからね。
それでもラストに大きく落ちないところに間違いなく上積みが感じられますね!
馬場状態についても問題なし。
皐月賞時はクッション値が7台のかなりの荒れ馬場でしたが、それでタイトルホルダーをペースメーカーにして直線突き放しましたからね。
キレの出せる良馬場ならばさらに良しなのは言うまでもなく。
今日の中山は4コーナーに荒れ馬場と直線のキレる良馬場が共存してるような状態。
その両方で高いパフォーマンスを出せるエフフォーリアのために作ったような馬場ですね?w
コントレイルの花道馬場を作り上げたJRA造園係さんの腕を信じましょう。
ほんとは1番人気には何とかして穴を探す私ですが・・・
今日はエフフォーリアの日ってことでw
と、ここまで書いておきながら、訂正!
クロノジェネシスのデータ検討してたら気が変わってしまったw
意外と芝状態のスピードへの影響が大きいタイプ。
ズブズブ芝の皐月賞でも同世代には圧勝したけど、キレは削がれてたわけで。
今日の芝のクッション値は高めに回復しててエフフォーリア向きなのは確かだけど・・・
やはり4コーナーの荒れっぷりが気になる。
ストライドの大きなこの馬ではやはりスペシャリストに遅れをとるのでは。
もちろんエフフォーリアのために整えられた直線、短い直線だけでぶっ刺す可能性もあるけど・・
そこにわずかな落とし穴がある気がしてきました。
やはり1番人気を素直に本命にできない私の悪癖発動w
◯評価で!
そして再訂正!!!www
やはりどういう展開になっても直線の豪脚ですべて吹き飛ばしそう。
素直に年度代表馬おめでとうございます!
改めて本命◎で!
△ 7 クロノジェネシス 2番人気
グランプリ4連覇で引退レースを飾れるか。
いやいや不安大・・・・
と、必死に穴を探しまくってたのですw
でもデータを見れば見るほど、あれ?大丈夫じゃね?
とはならずw
(一度は◎へ変更しかけたけど・・・やっぱり、ね)
坂路は特に問題なし。むしろ全体的に良好。
異変を感じるのはCW。
ラップ構成が昨年と比べると明らかに違うんです。
3・4コーナーでの捲くり上げを想定した1発目のスパートと直線のラストスパート。
これを裏付けるラップ構成が持ち味と思ってたのが、今年は1発目が弱い。
この悪寒が現実になれば、直線を向いても「クロノジェネシスはまだ後方!」という実況が聞こえて来そう・・・
それと併せ馬に競りかける気迫も今回は弱いんですね。
捲くる気合が出せるかどうか。注目です。
で、準備してた不安点はもうひとつあって、この馬は実は重馬場は得意ではないのでは?でして。
宝塚の圧勝にしても、パフォーマンスの良い時の馬場は非常に乾燥した良馬場の時が多いんです。
凱旋門でもダメでしたもんね。
なので、先週までの畑馬場で週末に雨でも降ろうものならダメだろうと・・・
がw
雨は夜更け過ぎに雪へと変わり♪
芝の含水率は乾いて低めに。
造園係のおかげで芝のクッション値はむしろ高め。
どうやら不利な馬場ではなさそうです。
がw
それは同時にライバルたちにも有利な条件でもありw
よーいどんのキレ勝負なら、エフフォーリアが滅法強いのは証明済みだしねー。
あと、JRA公式動画での陣営コメントというかムードが暗すぎw ほんとに。
なんかもう、凱旋門で完全燃焼したし、あとは体を労って静かに引退したかった・・みたいなw
でも人気投票断然で有馬には出させていただきます・・すみませーん・・みたいなw
勝って花道飾ってやるぜ!って気合を見せないですね、斎藤先生は!w
昨年も際どい勝利だったように、圧倒的有利な舞台でもなく。
不安のほうが上回りますね、今回は。
先程の「クロノジェネシスはまだ後方!」がますます大きく聞こえてきそうです。
無事に帰ってきてくださいの気持ちを込めて△評価まで。
◯ 9 ステラヴェローチェ 3番人気
CW1週前に超好時計・・・だけど併せたOP馬を交わせないw
単に時計のでる馬場だったのか・・
能力は高く安定してるのは周知の通り。
でも後ろからなのも周知の通りw
それでは有馬では届かないでしょう。
乗り代わったデムさんが何かやるかも知れませんが、この安定した脚質は変わらないかと。
それに、後述するつもりですが、展開が全く向かない恐れ大だし。
ほぼ消しの△まで。
そして訂正w
パンサラッサの大逃げを捕まえるべく、有力馬が早めに動かざるを得なくなりそう、かな?
となれば後ろからのこの馬にとっては好都合。
前が早仕掛けで止まるところを差す十八番の形になるか。
追い切りでデムさんが引っ張り倒してた気合のりだけを信じて。
菊花賞組からはこの馬を。
消 16 タイトルホルダー 4番人気
さて、今回の有馬記念のカギを握りそうなこの馬。
逃げ宣言ではなく、岡田総帥からペース配分の厳命があったとか。
ペースを守るためならハナにはこだわらない。
そこが勝利のカギでもあり、大波乱の起爆剤にもなりそうですw
なぜなら、今回は逃げ宣言のパンサラッサが最内枠にいるからです。
タイトルホルダーは番手確定ですねw
そして、番手に収まればいいだけでなく、「1000mを1分で」というご命令を守らねばなりませんw
これではパンサラッサをスイスイと行かせてしまう可能性があるのです。
離れた2番手。
実質逃げ状態。
これが、逃げた馬が格下ならむしろマイペースでいいんですが。
これが後続にとって悪いフタになりそうな悪寒。
誰もパンサラッサを追いかけられず、タイトルホルダーに付き合わされる。
そのタイトルホルダーも菊花賞は鮮やかに逃げ切ったものの、後続の弱気が勝因でしかなく。
荒れた馬場も中山も好条件とは言い難い。
直線の芝が回復してるのはプラスだけど、それは後続の差し勢にも同じ。
同世代には勝てても、菊花賞レベルのペースでは末脚で完全に見劣ります。
セーフティリードをとれればいいのですが・・・
いやいや、その自分のはるか前方に大きなセーフティリードをとったパンサラッサがいませんか?w
さすがに痺れを切らした後続が早めに潰しに来るのは間違いなく。
今回のタイトルホルダーはペースメーカーで終わりそうですね。
なので・・・消し!
★ 2 パンサラッサ 9番人気
さて、↑のタイトルホルダーのところで名前を出したので、人気順を外して先にこの馬を。
大逃げが売り。
しかも夏休み明けから充実一途でサイレンススズカばりの大逃げで前走福島記念も逃げ切りました。
福島記念の1000mが57秒台。
しかも馬場はそんなに良くなかったんですよ?
さすがに最後はぱったり止まって危なっかしかったけどw
それでも今回の追い切りではCWで超時計を馬なりでマーク。
走力の充実ぶりを醸し出しまくってますw
そして中山コース。
実績的にはさっぱりで、苦手かと思ったのですが。
今冬の中山記念で出遅れて大敗したのですが、コーナーワークも直線の上がりも坂を苦にせず全然負けてませんでした。
逃げ切れば、直線でもいままでで最高の粘りを見せてくれそうです。
てゆうか、見せてw
はっきり言って、前走GIを走ってない馬にはほとんど出番のない有馬記念で、この馬はまったくの格下評価で当然なのですが。
今回は前述の通りの菊花賞馬のタイトルホルダーとの展開のアヤでまさかの大逃げが叶いそうなのです。
陣営も完全に逃げ宣言してますし、きっとレースを盛り上げてくれるはず。
遅れたクリスマスプレゼントの大荒れの立役者となれパンサラッサ!w
もう時間がねえ!!w
他の馬も何か一発激走しそうな馬はいないかと探したけど・・・
わかんないやw
とりあえずまとめると、こう!
◎ 10 エフフォーリア 1番人気
◯ 9 ステラヴェローチェ 3番人気
★ 2 パンサラッサ 9番人気
△ 7 クロノジェネシス 2番人気
消 16 タイトルホルダー 4番人気
わかんないやとは言っても、いずれもコンディションが良さげな馬ばかり。
その点では当ブログのポリシーを守ったつもり?w
そして、期待の星はパンサラッサのみ!!
でもま、馬券的にはエフフォーリア・ステラヴェローチェで10倍程度つくなら十分?
いろんな思惑・作戦・物語の折り重なる有馬記念になりそうで、見所たっぷりで面白くなりそうです!
ではでは、結果が楽しみですね!
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