大阪杯(G1)の予想
土曜のダービー卿CTは惨敗w
うーん、逃げ馬がカチ合ってあそこまで自滅ペースになるとは。
気を取り直して、GI大阪杯で頑張りまっしょい!
馬場状態は良。
週末こそ雨もあり、日曜も崩れる予想もあった気がしますが、結局晴れ予報。
風も強くて急速に回復したでしょうね。
キレ味活きるほぼパンパンの良馬場と見なしてよさげ?
もちろん前開催から使い詰めの阪神Aコースで内側の芝は荒れ放題のようですが。
昨年のどろんこ馬場を理由とした大荒れということはなく、実績・実力を反映したレースになるかな?
追い切りの動きをパッと見て目についたのは、
13 キングオブコージ
14 レイパパレ
の2頭。どうだろな。
ではでは。各馬評価にいってみまっしょい!!
6 エフフォーリア 追切:◯ 馬場:◯ 評価:◯ 1番人気
実績からして評価せざるをえない。
としか言えないw
ディープインパクトのような、問答無用に差し切る末脚というわけでなく、前目のポジションにつける強気さと脚の持久力と、早めに抜け出して押し切る勝負根性が持ち味ですよね。
とにかく、並んで勝負なら負けないという自信。
そこが強みで拠り所。
でも今回のジャックドールのような強敵は初めてですよね。
ハイペースで逃げて上がりも速い。
有馬記念にも快速逃げ馬のパンサラッサがいましたが、あれは必ず止まることが前提の玉砕タイプw
エフフォーリアはハイペースの展開で上がりが掛かるレースでも勝ち切る根性のパワーが武器。
とにかく「相手に勝つ」というタイプですね。
でも純粋な時計勝負というのは初めてでは?
今回はジャックドールのペースで走るわけにはいかないでしょう。
うまくペース配分してレコードタイムを目指すような、そんな走りが出来るのか。
横山武史くんの腕の見せどころ。
ただ、追い切りでは併走馬に遅れるとか手前を替えるのにもたつくとか重箱の隅は色々ありましたが、時計自体はめちゃくちゃ速くなってますw
もちろん、これまでも出そうと思えば出せたんでしょうけど、今回は全体的な底上げを露骨に見せてますからね。
今期はこの大阪杯と宝塚記念が予定だそうで、しっかり勝負気配を作ってきたということでしょう。
このベースアップ分が、今回のハイペースのレースに活きるのかどうか。
・・・
やっぱ不安かなぁw
なので。
だから、レイパパレが急遽参戦させられたのでしょう。
これまで、キャロット・ノーザン陣営の2頭出しはエフフォーリアのレースでは無かったはず。
ここで潰し合うガチンコ勝負させる理由もない。
ジャックドールつぶしのラビット役に呼ばれたのがレイパパレとしか思えないw
それか、勝負どころでの加速装置役ですかね。
とにかく、エフフォーリアにとって動きどころが難しいレースになりますから、ジャックドールに止まってもらうか、ジャックドールに届くタイミングで周りに動いてもらわないと困る。
他陣営の馬があてにならないなら、自分達で用意するしかない。
それがレイパパレw
なんてひどい。
私はそんなレイパパレを本命にしましたけどね!!!w
キャロット・ノーザンを背負ってきた川田さんにそんな汚れ役をやらせて、新星横山武史くんへの世代交代を大観衆の目の前でやらせるとか、そんな仕打ちをしますかね?
やったらスゴイなぁ・・・w
むしろ逆に、レイパパレがジャックドールをやっつけて復活V、エフフォーリアは久々休み明けに初コース阪神で惜しかったねー、の方が収まりが良いと思うのですがw
というわけで、そっちの決着を期待して、◯評価です!
4 ジャックドール 追切:▲ 馬場:◯ 評価:▲ 2番人気
藤岡ジョッキーがいつも強調するストライド。
前脚をピーンと伸ばす独特のフォームがほんと目に付きます。
今回もきっとその走りを見せてくれるはず。
でも、ずっとコンスタントに使われてきていて、上積みはないかと。
一番変わったのが3歳春のプリンシパルSを逃げて5着に惨敗したあとの4ヶ月の休養明けですよね。
やっぱり休みは成長のために必要。
もちろん使われながら強くなってきたのも確かですけど。
今回は金鯱賞G2の重賞初勝利から中2週でのG1挑戦。
勢いは買いますがさすがに厳しすぎる。
休み前にもう一戦だけ!ちょっとだけ!ちょっとだけだから!って感じでしょうかw
馬にとってはいい迷惑のような。
負けてトホホな気持ちで休みに入るより、重賞初勝利のご褒美にお休みもらった方が気分良かったろうに・・・。
そんな与太話は置いといてw(長過ぎる!)
逃げ馬といってもこの馬はスピードが違うだけで逃げてるわけでもないですね。
性格的に他馬を嫌って逃げる馬の方が多いですが、この馬はこの馬独特のペース配分の方がパフォーマンスが高くなるだけで。
今回は大外枠からアフリカンゴールドが逃げ宣言。
実はアフリカンゴールドも前走京都記念を鮮やかに逃げ切ってG2重賞初勝利だったんですよね。
これは絶対に逃げるでしょう。
で、スローに落とす。
前走1000mが61秒7。
金鯱賞のジャックドールが59秒3ですから雲泥の差w
これはジャックドールも付き合ってられないでしょう。
もちろん、未勝利戦の阪神2000mでドスローの番手追走から9馬身ちぎったレースもありましたので、それもアリかも知れません。
でもその上がりは34.8。
最後流してたとは言え、たいしたことない。
なぜなら同じ週の土曜メインでアカイイトが3着しており、その時のラップが58秒8の上がり34.9だったのでw
重賞級ならその程度の上がり勝負では勝ちきれない。
やっぱりジャックドールはハイペースで先行してこそです。
しかし、この5連勝は中京・東京の左回りばかり。
長い直線がストライド走法のスピードの伸びを活かすのでしょう。
新馬の中山や未勝利戦の阪神内回りの短い直線ではそのアドバンテージが少しだけ割引になりそう。
そこへ阪神が十八番のレイパパレがキャロット陣営の意地で潰しにくるだろうし。
GIの壁を見せつけられるのでは。
お疲れ様の馬券外もありありの▲評価で。
14 レイパパレ 追切:◯ 馬場:◯ 評価:◎ 3番人気
ここは一発、レイパパレの復活Vに期待。
復活といっても昨年の覇者で、勝てば連覇なんですけどねw
復調気配の理由は馬体重。
昨秋はオールカマー4着、エリザベス女王杯6着と1番人気を裏切る結果でしたが、その時の馬体重がともに442kg。
その前のユニコーンライオンに差し返された宝塚記念時が+10kgの432kgで、それ以降は全然絞らずにレースしてたんですね。
それが前走の金鯱賞では430kg。
ジャックドールに完敗の結果でしたが、道中からラストまで全く位置関係は変わらず。
つまり、同じペース、同じ上がりで走れてたわけです。
香港カップ以来の3ヶ月の休み明けで、ですからね。
まぁそもそも休み明けに走れるタイプですけどもw
坂路時計にもその影響は表れていて、特に馬なり時計。
太り気味シーズンには75~76秒台がボロボロ出てしまってたのが、前走・今回ともに74秒台が一本でたのみ。
間違いなく平均的な底上げができていて好調の証。
さらには、前走最終坂路では前の併走馬を交わして上がる形を練習してましたが、今回は単走で楽に同等のキレ味。
しかも、前半はずっと引っ張り倒してのものですからね?
馬の気合いのりも前走時以上なのは間違いなし。
で、その引っ張り倒すほどの気合いがこの馬の厄介な点で、昨秋は折り合いに苦労してました。
なぜって、天敵のロザムールがハナに立ってたからw
ペースが遅かったし、勝負どころの3・4コーナーでラップが上がらず、このレイパパレは我慢しきれずに早めに動かざるを得ない展開ばかりになってたんですね。
しかし、例えばチャレンジCを勝った時はジェネラーレウーノが逃げて、3・4コーナーでも必死に追って11秒台のラップを刻んでくれました。
そうするとレイパパレはまだまだ馬なりで並走できて、直線弾けることができたわけです。
では今回。
ペースを握るのはジャックドール。
最終コーナーでの加速が十八番でもある快速馬。
レイパパレにとっては今までで一番レースがしやすいでしょう。
その証拠に前走は直線まで馬なりのまま非常にスムーズに行けた上に、残り300m辺りでGOサインのムチを入れましたが、このタイミングが示し合わせたかのようにジャックドールと全く同じタイミングw
道中のペースも上がりも全く同等の走りができているのです。
実力には何ら差はありません。
しかも、中京はレイパパレにとって初コースでしたが、ジャックドールはすでに2勝済の庭でした。
ローテーション的にもベストな叩き2走目だったジャックドールに対してレイパパレは3ヶ月の休み明け。
今回、中2週というキツいローテですが、そのマイナス度合いが大きいのは当然ジャックドールの方でしょう。
レイパパレは追い切りの様子からしても上積みあり。
金鯱賞ではレイパパレに合わせて走っただけで完全な叩き台。
チャレンジC・大阪杯勝ちの得意舞台阪神2000mに戻って、間違いなく前走以上のパフォーマンス、6連勝時の走りを見せてくれると期待します。
ライバル達が二の脚を踏む、ジャックドールのハイペースをぴったりマークしてポジション的最も有利。
ジャックドールのペースはマイペース。
直線GOサインに鋭く反応して鮮やかに突き抜けるのはこの馬!
レイパパレの復活Vに期待w
5 アカイイト 追切:▲ 馬場:▲ 評価:△ 4番人気
陣営によれば今回メイチ仕上げとのこと。
追い切りの見た目も時計もあまり変わって見えないけど・・・w
前走金鯱賞の走りはお見事。
直線入り口で逃げて下がってきたシフルマンに蓋をされて外に出すひと手間がなければレイパパレを交わせた勢いでした。
いつもは後ろからの馬がそれだけ前目のポジションでレースできたことも収穫だった模様。
しかし、完敗は完敗だったと思うのです。
速い持ち時計をもってるのですが、この時も快速逃げ馬のプライドランドに完敗。
エリザベス女王杯を勝った時もそうでしたが、前がハイペースで引っ張って潰れて、上がりのかかる展開が理想。
そんなレースで台頭するのがキズナ産駒のこの馬なんでしょうね。
引っ張ってもらえればそれだけ時計も縮めるけど・・・上がりの速さには限界がある感じ。
少なくともレイパパレやエフフォーリアにはキレ負けするでしょう。
他にも強力な牡馬がいますしね。
ローテ的には府中牝馬ポツン惨敗からエリ女優勝を彷彿とさせるものがありますが・・・
牝馬GIとはやはり格の差があると見て。
10 ヒシイグアス 追切:◯ 馬場:▲ 評価:▲ 5番人気
前走香港C2着のキレ味自慢。
直線短い中山でぶっ刺す勝ち方を得意としてるように一瞬のキレ味は相当。
今回の阪神内回りもきっと合うのでは。
初遠征・初阪神というのだけ心配だけど・・香港遠征が出来たんだから大丈夫でしょ!w
ローテはちょっと余裕がなかったようだけど、気合いノリは上々。
最終なんて手前替えろと助手さんに促されてもイヤイヤするやんちゃぶりw
6歳にして元気じゃないですかw
スローでもハイペースでも同じ末脚が使えるのも強み。
時計勝負も上等だし。
ノーザン勢でジャックドールを潰しにいく流れにのれば、末脚が一番キレるのはこの馬かも知れない。
テン乗り一発屋お祭り男の池添さんに期待。
13 キングオブコージ 追切:◯ 馬場:▲ 評価:消 6番人気
距離を伸ばして自在性を活かしてきた馬。
今日みたいなスピード・時計勝負では出番ないでしょう。
11 ステラリア 追切:◯ 馬場:◯ 評価:★ 10番人気
昨春の忘れな草賞がハイペースで逃げたエイシンヒテンを捉えて1分58秒.0の上がり34.3が優秀。
今回のジャックドールの展開に近いと考えてよさげ。
それでいて追切に乗ったダービージョッキー福永さんが「動きが良い」「去年と全然違うウマになってきた」と太鼓判。
エリ女2着時同等の仕上がりだとか。
牝馬の時計では・・・と思っていたが、この雨。
少しでも時計がかかるなら出番あるか。
アカイイトとともにキズナ産駒の激走に期待。
以上w
もう時間がないのと、疲れたw
小雨が降ったのかな?
予報は晴れだったやん!!
もう雨は上がってるようだけど、前座レースで3・4コーナーの芝のめくれ上がりが目立った。
少し緩く荒れてるかな?
パワー寄りの傾向になるだろか。
ジャックドールのストライド走法には少しマイナスじゃないかなー。
そんなこんなで、とりあえず、まとめると、こう!
14 レイパパレ 追切:◯ 馬場:◯ 評価:◎ 3番人気
6 エフフォーリア 追切:◯ 馬場:◯ 評価:◯ 1番人気
10 ヒシイグアス 追切:◯ 馬場:▲ 評価:▲ 5番人気
4 ジャックドール 追切:▲ 馬場:◯ 評価:▲ 2番人気
11 ステラリア 追切:◯ 馬場:◯ 評価:★ 10番人気
5 アカイイト 追切:▲ 馬場:▲ 評価:△ 4番人気
ですが・・
思ったよりも芝の状態が悪そうで、時計がかかるようになればエフフォーリアの差し届かずの恐れも軽減。
そしてやっぱりノーザン勢が大挙参戦してるのはやっぱりエフフォーリアを後押しするためだよねーwってことで・・・
最終結論は、こう!
10 ヒシイグアス 追切:◯ 馬場:▲ 評価:▲ 5番人気
6 エフフォーリア 追切:◯ 馬場:◯ 評価:◯ 1番人気
11 ステラリア 追切:◯ 馬場:◯ 評価:★ 10番人気
5 アカイイト 追切:▲ 馬場:▲ 評価:△ 4番人気
14 レイパパレ 追切:◯ 馬場:◯ 評価:◎ 3番人気
めっちゃ入れ替わっとるw
長々と書いた各馬評価をことごとく覆すようで申し訳ありません。
ヒシイグアスもノーザン生産ではありますが、やっぱ香港Cでのキレ味は見切れない。
ここでも空気を読まずにエフフォーリアをぶっちぎる。
エフフォーリアは陣営のサポートで何が何でも上位に来るでしょう。
初遠征・初阪神の影響がどこまで出るのかが見もの。
あとはキズナ産駒の牝馬勢。
特にアカイイトは評価でも書いたように金鯱賞で不利さえなければレイパパレを差せていた。
でもステラリアはその金鯱賞を大阪杯への叩き台と明言。
今回その通りに仕上がったと福永さんが言うからには信用するしかw
そしてレイパパレは一度本命と書いただけに、ジャックドールを潰すだけに終わらないことを期待。
そしてジャックドールを消しちゃったwww
いやー・・・ほんと疲れてるでしょ。
タフな阪神になって、スピードが活かせないと思うんだけどな。
怪我だけはせずに休養に入ってもらって、また一回り大きくなって秋のGI戦線を楽しませてほしい!
以上です!
結果が楽しみですね!
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