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2023年6月24日 (土)

宝塚記念の予想メモ

最近ダメダメすぎて、一旦お休みしような思案中。

しかし、その前の大一番、この宝塚記念だけは頑張ろう。

 

ダメダメの原因は、本来のコンディション予想を怠ったから。

きっとそう。

もう一度、原点に戻りましょう。

 


 

で、第一観はもちろんジャパンカップ本命勝利でお世話になった

 8 ヴェラアズール

有馬記念の時は、追い切りが明らかに本調子の動きではないので消して正解。

ドバイWC時の追い切りは見れないし、ダートも合わなかったそうなので、スルーでOK。

で、今回の追い切りは?

うーん・・・

かなり戻ってる!

ジャパンカップの時のゴム毬のような弾力感と浮き上がるような爆発力にはさすがに届かないけど。

少なくとも有馬記念時以上はもちろん確実。

成長分の期待を加味すると8割くらいかなーってのが正直な感想。

ジャパンカップ時同等かそれ以上なら鉄板の本命にしようかと思ってたけど、それはちょっと無理かなー?w

 


 

で、各馬の追い切りの動きを前走との比較だけで寸評すると・・・

 

▲  1 ライラック     70 変わらず

✕  2 カラテ       60 脚上がらず

▲  3 ダノンザキッド   70 変わらず

◎  4 ボッケリーニ    95 気迫満点

◯  5 イクイノックス   90 前進気勢9割?

◎  6 スルーセブンシーズ 90 成長感じる

◯  7 プラダリア     80 変わり身あり

◯  8 ヴェラアズール   85 かなり戻った

◯  9 ジャスティンパレス 80 前走以上

▲ 10 ディープボンド   75 前走以上だが

◎ 11 ジェラルディーナ  95 武騎手と合う

◎ 12 アスクビクターモア 95 充実一途

▲ 13 ジオグリフ     75 気合物足りず

▲ 14 ブレークアップ   70 変わりなく

✕ 15 ユニコーンライオン 50 動き硬すぎ

▲ 16 モズベッロ     65 変わらず

◯ 17 ドゥラエレーデ   80 さらに成長あり

 


 

▲以下はここでバッサリ消しましょう。

潔くw

 


 

残るは、

 

 4 ボッケリーニ    追95

 5 イクイノックス   追90

 6 スルーセブンシーズ 追90

 7 プラダリア     追80

 8 ヴェラアズール   追85

 9 ジャスティンパレス 追80

11 ジェラルディーナ  追95

12 アスクビクターモア 追95

17 ドゥラエレーデ   追80

 

おおー、さっそくスッキリと8頭に!

 

と一度は書いたけど、プラダリアを復活。

「変わり身あり」と書いたように、見た目より中身が変質。

これは「やる気なし」と切ったら来るの法則・ジンクスw

あぶないあぶない。

残しておこう。

 

ということで、この段階で残り9頭!

各馬評価へGO!

 


 

 

消  4 ボッケリーニ     

 

ここぞと言う時に坂路で仕上げ、今回も気迫満点に見えたが・・・

全体時計は実は遅く、ラスト重点にしたのでそう見えただけかな?

何より、この中2週のローテが鬼門。

詰めて成績を上げたことがほぼ無い。

浜中騎手の前走鳴尾記念勝ち時のコメントも、さぁ本番へ!って感じじゃなかったしねw

消しで。

 


 

◎  5 イクイノックス

 

NF天栄仕上げは帰厩後の追い切りで時計を出さないから基本的にはよくわからんw

が、今回はやけに手を動かしてる印象。

いつもは全然時計を出さなすぎて不調じゃね?と騙されるくらいなのに。

ジオグリフにキレ負けした皐月賞時の1週前と同様に併走馬に煽られてほぼ一杯に追ってたのは、さすがにマイナスでは?

皐月賞の時はそれでも馬なりで凌いでたしね。

他馬が苦しくなっても平然と上がっていけるスタミナがキタサンブラック産駒なので、今回もユニコーンライオンなどの先行勢がハイペースを作ってくれればいいのだけど、ちょっとそうならない悪寒。

阪神内回りの短い直線だし、当然ルメール騎手も観客がどよめくくらいに前々で勝負するはず。

その時のキレ勝負でどうなるか。

馬券内はもちろん確実としても、意外と競るゴール前になるかも。

 


 

 

▲  6 スルーセブンシーズ

 

今年に入って2連勝。

いずれも唸る手応えで3・4コーナーをまくって直線も勢い衰えず突き放す強い競馬。

5歳になっての充実ぶりが著しい。

ただ好走が中山に集中してるのが玉に瑕。

阪神では全く走っておらず。

遠征が苦手?

 

というわけで今回は1週前から栗東滞在調整。

これが奏功したか、CWで好時計連発。

動きも2連勝中同等。

 

ただ体が少し太く映る。

中山牝馬S時はすらっと伸びた脚を大きく広げるフォームが映えたが、今回はちょっとどっしり見える。

実際調教後軽量では+8kg。

それもあって土曜にも追った模様。

栗東滞在が悪い方にでたかな?w

 

それで間隔を開けたのもプラスだし、コンディションは万全。

阪神コース適性も、母父ドリームジャーニー(!)がグランプリ連勝したように問題ないはず。

 

不安は距離かな?

正直、牝馬レベルで強いレースをしていたが、このグランプリGIレベルだと・・・。

ただそれも、不調ユニコーンライオンがつくる緩いペースなら保つのでは。

夏の牝馬の素軽さで早めに動いてどこまで粘れるか。

馬券内あるかどうか、かな?

 

それでも、ステゴ一族の血が騒ぐグランプリで、鞍上池添騎手!

これは燃えるw

 


 

 

★  7 プラダリア

 

実はこの馬がかなり怪しいw

これまた池添騎手が青葉賞を勝たせた時にまだまだ成長すべき点があるとコメントしてた馬。

伸びしろがあるって意味だったんでしょう。

空けて4歳になり古馬G2を3線。

3・3・5着としっかり実力を示せてます。

何より叩いて使って良くなるタイプ。

前走目黒記念も休み明けながら直線馬なりで先頭に取り付く気勢を見せつつキレ負けで0.3秒差の5着。

十分。

今回は坂路でも重い調教師(池添父)を乗せながら、これまでのジョッキー鞍上の時計に匹敵する動き。

1週前CWでも乗り替わり菱田騎手を乗せてほぼベストな時計とキレを計時。

これはコンディションの上昇だけでなく、菱田騎手とも手が合うことを明らかに示してます。

いけるw

阪神適性は前々走の同舞台京都記念でドウデュース・マテンロウレオの3着。

4コーナー2番手と前々で勝負してのものだから十分。

何よりも、この時逃げたのがユニコーンライオン。

そのペースに堂々と先行して早め先頭とまで先に動いて勝ち負けにもっていったのは心強い。

まだ4歳で成長期。

母父クロフネはこの舞台に好成績。

コンディション上げ上げも間違いなく、好走必至。

期待。

 


 

 

▲  8 ヴェラアズール

 

追い切り評価がいまいちっぽいけど、それはジャパンC時の動きが凄すぎただけ。

もちろん、それ以上の出来ではない、というのはマイナス要素だけど。

 

昨秋の京都大賞典で4コーナー10番手からボッケリーニをぶっ差して2馬身突き放した内容が強調材料。

ただ、末脚を信じて後方に控える度合いが強く、前目に好成績が集中してる宝塚記念では不安。

 

また、脚部不安もあってダート時代もあった馬だけに、昨秋の有馬記念は疲れてダメダメ。

なので間隔をあけるのはプラスだが、また逆に叩いて良くなるタイプでもある。

ややこしいw

 

でもそこは信頼のNF信楽。

帰厩後一発目で時計を出すのがパターンですが、しっかり自己ベストを計時してました。

あれ?いいじゃんw

 

となるとやはり、唯一の不安は騎手。

馬を信じて、いつもより前目のポジションをとりにいけるかどうか。

内回りではキレだけでは届かない。

それでも追い込みに徹しそうだなーw

ここだけマイナスにして、▲で。

 


 

◯  9 ジャスティンパレス

 

うーん、なぜか好きになれない馬(失礼

なんでだろ?

 

しかし、そんな先入観を捨てて見れば、ムラのある成績も遠征嫌いなだけで立派な阪神番長。

スローのステイヤー偏向に思えるのも、昨秋の中京神戸新聞杯でヤマニンゼスト・ボルドグフーシュ以下を3馬身ちぎって2分11.1で走破した点で問題なさげ。

前走春天の稍重馬場でも4角直線をすごい手応えで伸び切ったし、なにこれほとんど死角なしw

 

すべては有馬大敗からの今年初戦をプラス16キロで迎えた阪神大賞典を楽勝したことに表れる大幅な成長の結果。

走りが一変したのも納得。

 

不安はローテ的に有馬時に似てることか。

昨年は春2戦で休み。

秋も2戦で区切ったが、その後でた有馬で大敗。

今年も春2連勝でお休みすればいいのにここグランプリに出てきたわけで。

ちょっとお休みが足りなくない?w

 

追い切りで好時計を計時してるけど、1週前は鮫島騎手騎乗で超一杯に追ったから。

さすがにその効果で最終追いは馬なりで好時計だったけど。

何より、NF信楽から帰厩一発目のCWがかなり遅い時計だったのが、どうしても気になる。

 

とはいえ、追い切りを前走以上と評価したし、4歳の今は間違いなく成長充実期だし。

高評価せざるを得ないか。

 


 

消 11 ジェラルディーナ

 

うーんw

1週前の武騎手騎乗の追い切りの時計も動きも良さげに見えたから、えらい高評価したけど・・・

詳しく見ると、いまいち?

特に、最終追いの馬なりで流すいつものパターンの時計が悪い。

同舞台のエリ女を勝ってるのが強調されるけど、当時と2周りは遅いくらい。

時計を出さない時もやたら遅い数字が並んでるし・・

父モーリス・母ジェンティルドンナともに5歳で下り坂を迎えて引退してた。

(大きなレース勝ったけどね)

やはりこの娘もそういうことなのかも。

武騎手に乗り替わりで期待したけど、ちょっとこれは危ない匂い。

消しで。

 


 

消 12 アスクビクターモア

 

うーん。

追い切りの時計も動きも間違いなく良いんだが・・・

成長ってほどでもないか・・

もともと時計を出すタイプだし、変わり身って感じでもなく。

スタートに不安はあるし、スタミナ勝負にしてもキレがなさすぎるし。

ダービー3着は間違いなく実力の証拠なのだが。

横山武史騎手が前走大敗にもかかわらず継続騎乗するのもプラスだが。

遠征に不安がある気もするし。

スタートが上手くないのも変わらないと思うし・・

うーんw

ばっさり消しで!

 


 

▲ 17 ドゥラエレーデ

 

ダービーは残念なスタート直後の落馬中止。

しかし、それにもめげずにここへさらなる仕上げを施してきました。

メイチもメイチ?

フォームが雄大なのか全然早く見えないけど時計は出てます。

過去一かも。

一応、ホープフルS勝ちのGI馬。

しかし、上がりのかかるずぶずぶのハナ差勝ちだったしなー・・・w

とにかくキレがない。

ダート使うのもわかる。

今日のやや荒れた時計の掛かる馬場はプラスだけど、この程度なら明らかにキレが大幅に上回る馬はいるしなー。

展開的には積極策でいくだろうし、53キロの斤量は魅力。

短い内回りの直線を粘りきれるかどうか。

 

ただ、やっぱり遅いイメージがw

そして何より、CW追いでゴール後すぐに止まるのが悪印象。

うーんw

 

しかし、ここはグランプリ。

父ドゥラメンテ・母父オルフェーヴルの血が騒ぐw

間違いなく、ユニコーンライオンの後ろでアスクビクターモアと一緒につぶしに行って、直線早め先頭を奪いにいく。

展開的には見どころたっぷり。

レースを楽しむためにも押さえましょうw

 


 

馬場状態は、なんとクッション値9.9!

含水率も9.6%,8.8%で、さらに乾くでしょう。

これは超高速馬場?

と思いきや、前座レースを観たら、ボッコボコに荒れまくりw

乾いてるだけで、全然固まってなんかいません。

これは時計かかりますね。

そして内外の状態の差が激しすぎる。

完全な外差し馬場。

ただ、内回りの短い直線では活かしきれないかな?

いずれにしても、十分考慮すべき馬場状態ですね。

 

そして5R新馬戦で松山騎手がやってくれました。

直線最内1頭分だけのグリーンベルト。

そこだけ伸びるw

これはこの後のレースで他の騎手も使うだろなーw

 


 

で、とりあえず、まとめると、こう!

 

◎  5 イクイノックス

◯  9 ジャスティンパレス

★  7 プラダリア

▲  8 ヴェラアズール

▲  6 スルーセブンシーズ

▲ 17 ドゥラエレーデ

 

6頭まで絞れました。

最終結論としても、このままかな。

5頭に絞るなら、ドゥラエレーデごめんなさい。

 

◎  5 イクイノックス

◯  9 ジャスティンパレス

★  7 プラダリア

▲  8 ヴェラアズール

△  6 スルーセブンシーズ

 

馬券的には本命は、

5-9-7

★プラダリア、がんばれ!!

 

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